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2019年の待ち箱ルアーの製造・販売を開始します。


 待ち箱ルアー(ニホンミツバチ分蜂誘引剤)はキンリョウヘンの誘引成分(3-ヒドロキシオクタン酸と10-ヒドロキシデセン酸) を化学合成して作られた誘引剤です。2014年の発売以来幾つかの改良を行い、多くのニホンミツバチ愛好家に利用されて来ました。今年は2月初旬より製造を開始し、2月15日より発送できるように準備中です。

待ち箱ルアーはシャーレに基材のワックスを流し固め、その表面に混合したキンリョウヘンの誘引成分を透明の水玉状にして乗せていますので、誘引成分の残量が肉眼で確認できます。消費税のアップなどの要因がありますが、原材料のコストダウンに努め昨年と同じ値段とします。1個だと3800円(税込、送料サービス)ですが、まとめ買いをして頂ければ、数量に応じて単価が安くなるのでお得です。ご友人やお知り合いとご相談の上、共同で購入されることをお勧めいたします。

待ち箱ルアーのご注文から商品の受け取りまでの流れは次の通りです。

 ・ メールや電話・Faxでのご注文(お名前、ご住所、電話番号、必要個数が必要です。)

 ・ ご注文内容を確認し、支払方法と金額をこちらから電話・メールなどで連絡します。

 ・ 代金を指定口座にお振込みいただきます。

 ・ 口座への入金を確認し、商品を発送します。

 ・ 代金振り込み後、1週間程度でお受け取りになれます。発送の時期を指定することもできます。 

製造・販売元

有限責任事業組合 京都ニホンミツバチ研究所 (坂本文夫)

E-Mail nihon38@zeus.eonet.ne.jp

TEL/FAX 0771-20-4142

「待ち箱ルアー」の情報

1. ご使用までの保存方法

 本製品は、輸送・保存時に成分が揮発しにくいように、透明袋に密封されています。使用するまでは冷暗所か冷蔵庫で保存して下さい。冷蔵庫で数ヶ月は保存できますが、来年の分蜂時期までの保存については保証できませんので、今年購入した製品は今年中に使い切る様にして下さい。効果には影響ありませんが、冷凍庫に保存すると基材の一部がはがれたり、ひび割れする可能性がありますので冷暗所や冷蔵庫での保存をおすすめしま

2. 巣箱への取り付け方法

 透明袋の封を開け、シャーレのフタを外して同封のネットに入れ、画びょう等を用いて巣箱に取り付けます。シャーレの裏などに開封日を記入しておけば有効期間の目安になります。基材のワックス表面に誘引成分(透明の水玉状のもの)が付着していますので、ワックスや誘引成分には触れないで下さい。待ち箱ルアーは日陰の涼しい場所に取り付けて下さい。直射日光などで表面が高温になると誘引成分が必要以上に放出されます。また、ワックスは表面温度が60℃を超えると溶け出します。分蜂が始まる時期は、1,2週間前後することは珍しくないので、少し早めに取り付けるのが良いでしょう。待ち箱ルアーの持続期間は45日なので、分蜂のピークの時期を十分にカバーできます。

  強い風雨で基材表面が水びたしになると誘引成分が一部溶ける可能性があるので、大雨の時には一時的に収納するかシャーレを裏返しにして直接雨に濡れないようにして下さい。いちいち大雨対策をするのが面倒な場合には封入に使用されている透明袋を適当な長さに切ってシャーレの上側からかぶせて雨除けに使って下さい。下の部分が少しでも開放されていたら誘引成分は十分に放出されますので、透明袋をかぶせたままで使えます。

3. 分蜂群入居後

 分蜂群が入居する時は、まず探索蜂が多数出入りするようになります。その後、巣箱の中に数千匹の蜂球が確認できれば入居が完了したことになるので、待ち箱ルアーを取り外して下さい。外したルアーは別の巣箱で引き続き分蜂誘引剤として使用できます。

4. ご注意

 本製品はキンリョウヘンの大きな植木鉢、一鉢分に相当する誘引成分を手のひらサイズにしたもので、誰でも、何処でも使えて、効果が持続するので便利です。しかし、他人の養蜂場のすぐ近くに設置すれば、その人の分蜂群を横取りすることになりかねません。くれぐれも乱用することなく、お互いがマナーを守ってニホンミツバチの捕獲や飼育を楽しむようにしましょう。

 京都ニホンミツバチ研究所はオリジネーターとして、これからも製品の改良と関連情報の発信に努めて参ります。今後ともご愛顧の程をお願い申し上げます。


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